意外な事実満載?! 新幹線の歴史とは

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新幹線の発展と問題

新幹線開業の構想が目前に控えた中、その動きに反対する声もありました。その理由はアメリカの鉄道事業が衰退しており、もう鉄道は時代遅れだという見方があったからです。しかし、その後東海道新幹線が開業した1964年からは乗客数は右肩上がりに伸びていき、日本国民の支持を集めていきます。

開業前の周囲の心配をよそに、1970年に行われる大阪万博開催に向けて、さらに列車数が増加し輸送力強化のために16両編成化などが着実に行われていったのです。その後、1972年には新大阪駅から岡山駅までの山陽新幹線が開通、1975年には博多までの全通を達成しました。その際には食堂車が登場し、新幹線はサービスの面でも充実していったのです。

また、一方では1970年代からは東海道新幹線の線路が劣化している問題や、沿線の振動や騒音といった問題が噴出します。まず、線路の劣化に関しては、1974年から1982年にかけて運休を半日程度伴う総点検、それから若返りを掛けた工事などを数多く実施します。さらに、騒音や振動に関しては沿線住民達との訴訟が始まり、1986年に和解をし、車両の改善や防音壁が設置されるなどの対策をしていったのです。